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コミックシーモア 三次マキ作「PとJK」CASE.2(第2話)警察の恥

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後半あらすじ&感想

 

変質者撃退の授業で、功太に後ろから抱きつかれ、失神してしまった歌子。功太の前で失態をおかしてしまったことを落ち込む歌子だったが、帰り道、歌子の目に映ったのは私服姿の功太と同僚の女性。デートなのかと気になった歌子はふたりに近づき、功太には彼女がいないことを知った歌子だった。が、警察の恥になるようなことはしない、という功太の言葉に涙を止められない。この恋を諦めるのか!?

 

■君の彼氏に“は”なれない、とは?

功太の前から走り去った歌子は、ウサギのクラスメイトと別れると、路地にへたりこんで泣きそうになっていた。

もらった防犯ブザーをつけることで、なんかのキッカケになるんじゃないかと期待していた自分に自己嫌悪していた。こんなことしても何も変わらないのに…。

 

こんな所で泣いちゃダメだと思い立ち上がった歌子だったが、その拍子に防犯ブザーが引っかかったのか、ブザーがビービーッと大きな音を立てる。

道ゆく高校生が、この音ウザイと言うのを耳にして、ブザー音の止め方が分からない歌子は、さらに落ち込む。失神するし、不審者だし、ビービーうっさいし、夕日は眩しくてうざいし…と地面に座り込んでしまった。

 

しかし、そこに息を切らして走ってきた功太が現れる。

防犯ブザーが鳴ったのを聞きつけて、心配して駆けつけてきてくれたのだ。慌てる功太に向かって、なんか誤作動で…と歌子が言うと、功太がブザーを止めてくれた。

授業中に失神してしまった歌子は止め方を知らなかったからだ。

 

そして功太は「でもよかった。狭い道に逃げていったあとブザーが聞こえてきたから、またなにかあったのかと…」と安心した表情を見せる。

 

 

先ほどの状況を思い出し、一緒にいた女性警官はどこに行ったのかと歌子は聞く。

先に飲み会に行ったよ、と功太は答え、さらに「君のほうは?」と聞いてきた。

どうやら着ぐるみのクラスメイトの男子のことを言っているらしいが、歌子が「もうバイトに戻ったよ。たまたま会って頭借りただけだし」と答えると、功太はほっとしたような顔をした。

 

その安堵した功太の顔に、歌子は期待してしまう。

でも功太の“警察の恥になるようなことはしません”と言った言葉を思い出し、また泣きそうになる。

功太は、その歌子の顔を見て、歌子に手をのばしかけた。でも、それは引っ込めた。自分に手を差し出さなかった功太を見て、歌子は口を開いた。この言葉を言ってはいけないと分かっているのに。言ったら全部終わると知っていたのに。「わたし功太くんが好き」と----。

 

一瞬驚いたような顔をした功太だったが、ゆっくりと口を開いた。「俺は君の彼氏にはなれない」と。

 

そして歌子は、功太の背後に広がる、眩しすぎる夕日を見ながら、おわっちゃった。と思うのだった。

 

とうとう歌子は告白をしてしまいます。

こうやって、ダメだ終わる、と思いながら、なにか衝動につき動かされて告白してしまうのはよくあることで、共感する読者も多いのではないでしょうか。

人間は本質的にマゾなのかも…と思う瞬間です。その歌子の表情に、読んでいるこっちは抱きしめてあげたくなるような錯覚にも陥りますね。

 

それにしても、本当に功太は無意識なのか、歌子に期待をさせてしまうところが、罪深いなぁ…と思います。

一緒にいた男のことを聞いたり、(警察官だから仕方ないですが)心配して息せき切って走ってくる男を見れば、勘違いしてしまう女子がいて当たり前なのに。

それとも警察官がみんなこんな親切に走ってきてくれるのでしょうか…?(それならばもっと日本の犯罪は減るような気もするけど…)

 

この回は夕方の情景と、歌子の心情、そして功太の心情と表情が丁寧に描かれています。

台詞はなくてもそれだけで伝わってくる、グっとくる名シーン。言葉にしなくても、お互いの表情でお話が進んでいく、悲しくも美しいラストです。この見せ場を、映画ではどのように描かれているのか、見比べてみるのも楽しみかたのひとつかもしれませんね。

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