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桜小路かのこ作「青楼オペラ」第2話 前半あらすじ&感想

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桜小路かのこ作「青楼オペラ」第2話前半あらすじ&感想

 

自ら望んで遊郭吉原への道を選んだ朱音。曙楼に入った初日から、とんだ騒ぎに巻き込まれた形となってしまったが、無事、曙楼ナンバーワン遊女の朝明野の妹分となることができた。武家の娘である朱音は何もないように振る舞うが、時折、過去がよぎるのか、その表情がくもることも…。

晴れて曙楼の一員となった朱音が、今後どんな遊女となっていくのか、そして朱音が胸に隠し持つキズが何なのか…2話からも目が離せません!

 

 

■武家のお嬢様は、男女のコトわかってる?

朱音が仕えることになった遊郭の1日とは?

午前10時頃に起き出し、朝が動き出す。朝食をとったのちは、昼営業の時間まで、身支度などを済ませながら、それぞれに過ごす。

朝食には朝明野は姿を現さない。

朝食をとらなくて平気なのだろうか…と朱音が思っていると、朱音を呼ぶ声が。朝明野の部屋に入ると、朱音よりも数倍豪華な朝食を朝明野は自室でとっていた。

ナンバーワンの食事とはこんなものなのか…と朱音が思っていると、朝明野に読本の返却と、文(郵便物)の投函を頼まれた。朱音は思い出したように「姉さん、この小袖やら簪(かんざし)やら揃えていただいてありがとうござんす」と朝明野に礼を言う。

その朱音の顔を見た朝明野は、朱音に向かって「お前は西施(せいし・中国の古い美女)でも気取っているのかえ?」と言う。

聞けばその西施とは、痛みに眉をひそめた顔すら美しいと評判で、巷にはその真似をしたしかめ面の女があふれたのだとか。

つまり朝明野は、朱音がそんな中国の美女だと思っているのか、と嫌味を言ったのだ。そんなつもりはない、と朱音が言うと、だったらもっと笑え、愛嬌がない!少しは同じ歳の紫(ゆかり)を見習え、と朝明野は怒るのだった。

 

そこへ話題の紫が玉子を買って帰ってきた。

朝明野がこんなに買えたのか、と驚く。どうやらおまけをしてもらったらしい。おかみは、紫の笑顔は玉子どころか、太い客まで釣ってくるから感心だ、と破顔する。

なんでも新造出しの費用を誰がもつかで男たちが争うほどに、紫の笑顔には力があるようだった。

 

玉子を受け取った朝明野は、おまけしてもらった分は紫がお食べと、紫に返し「代わりにおまえの爪の垢をおくれな。煎じて朱音に飲ますから」とまたしても嫌味を言い放つ。そして「そもそも朱音。おまえは廓が何するところか男女の睦み合いがどういうものか知っているのかえ?」と朱音に尋ねた。

 

朱音は少し表情を暗くしながらも、自分には婚約者がいたので、花嫁修業の一環として枕絵(春画、性風俗を描いた絵画。性教育の役割を果たし、嫁入り道具として必須だった)ぐらいは見たことがある、と返答する。が、枕絵くらいは見たことがある、と答えたことがよほどおかしかったのか、おかみも朝明野も大爆笑に。この分じゃ朱音の新造出しの費用も、朝明野が借金して賄うことになりそうだな、と朝明野は笑った。

 

紫はゆでた玉子を朱音に差し出すと、一緒に食べようと、朱音を誘った。紫はこの見世の引込禿(たくさんいる禿の中から楼主が見込んだ子だけが引込となり、特別に教養や芸事を仕込まれる)で、将来の売れっ子、曙楼のナンバーワンとも目されている。穏やかに笑う表情を見ていると、男でない朱音でも心をつかまれてしまいそうになる。

朱音は、朝明野の朝食の話をしはじめた。姉さんは出てくる朝食も違う、みんなは祖末なおかずで我慢してるのに…と。

そう言う朱音に、紫は廓の常識を話し始めた。朝明野の朝食は、この買ってきた玉子と同じように、朝明野が支払いをしている。部屋代も支払っているのだ、と。それを聞いた朱音は、稼いでもいない自分が“我慢”などと言ってしまったことを恥じた。

 

そこで紫は、朱音ことを案じ始めた。武家の出でお屋敷暮らしだったのに、なんの因果かこんな遊郭に売られてしまって、笑えと言われても笑えるものじゃないよね、と。

しかし朱音は少しの沈黙のあと、そういうわけではない。自分は昔から笑うのが下手なの…と告白した。そして「それにここにいる女郎衆はみんなつらい思いをしているはずでしょう。

自分ばかりが不幸だなんて思ってないわ」と続けた。そして、その言葉に紫は「そう。えらいわねぇ」と。朱音は、えらくなんかない、姉さんには叱られてばかり、紫ちゃんと違って自分には面倒を見てくれるお客がつくかもわからない、と落胆した。そう言うと、紫は近江屋惣右助の名前を引き合いに出してくる。

身請けを断って体面をつぶしてしまったから、今更お願いできるわけもないというか…と朱音は言うものの、本心では心の底からあの人物だけはイヤだと思っていた。

紫は、あの人は浮気者だから頼りにならないかもね…と言う。吉原では敵娼(あいかた・遊郭で客の相手をする遊女のこと)は1人と決まっている。

 

一度馴染みを作ったら、他の見世にあがるのも禁止されているのに、吉原中の見世を渡り歩いているんだとか。惣右助だけはその資金力と見た目をかわれて、どうやらそれを見逃されている、らしい。

紫は稽古の時間だ、と腰を上げた。そして「心配ない。朱音ちゃんならもっといい客が見つかるよ」と朱音に笑顔を向けて去っていった。

 

実際に青楼オペラを読んでみて

曙楼にきて10日。朱音の生活の模様が、遊女たちのタイムスケジュールと一緒に描かれていきます。

今でも知ることのできない文化や言葉を知ることができる貴重な回です。

 

今回は、朱音と同い年で器量の良い紫が登場します。紫はその笑顔で、天使のような存在にも見えますが…本当に朱音と友達のようになれるのでしょうか…?なんだかその笑顔の裏に何かがあるような気がしてならないのですが。少し気がかりなのは武家の出てある朱音が「それにここにいる女郎衆はみんなつらい思いをしているはずでしょう」と言ったこと。

ちょっぴり遊女を下に見たような、言ってはならないような言葉な気がしてなりません。

 

些細なひとことが、今後紫の怒りを買うのでは??と勝手に予想しています。

2017年7月現在、本作は第6巻が発売されたばかり!惣右助と朱音、そして曙楼での展開から目が離せません!

 

 

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