ebook japan TL漫画 おすすめサイト コミックシーモア 青楼オペラ

桜小路かのこ作「青楼オペラ」第4話 前半あらすじ&感想 おすすめのTL作品

更新日:

コミックシーモア

桜小路かのこ作「青楼オペラ」第4話前半あらすじ&感想

 

お家取り潰しとなり、吉原へと入った武家の娘・永倉朱音(茜)、それを追ってきた永倉家の用人・神谷利一郎(利一)、そして何やら思惑がありそうな札差(高利貸し)の若旦那・近江屋惣右助。とりあえず役者は揃った…というところでしょうか。3話の終わりでは、お互いの身分を明かしたうえで、利一郎と惣右助が何やら取り引きを始めるようでしたが、その取り引きとは一体…?

 

■惣右助の心はいかに!?

囲碁の師匠を紹介してもらえるように頼んだ、と利一郎は朱音に告げる。朱音は、妓楼に人を紹介してほしいなどという依頼は、利一郎にイヤな思いをさせているのではないか…と案じたが、利一郎は心配する必要はない、明後日の自身の新造出しを無事に終えることだけ考えていてほしい、と言う。

 

翌日、囲碁の師匠として現れたのは、なんと惣右助だった。どうやら先日、利一郎と惣右助が取り引き話をした際に、利一郎が“誰か”弟子になれば箔がつくほど高名な師匠を紹介してくれ、と頼んだようだ。しかし、来たのは惣右助。「こう見えて、俺はそこそこ打つんだぜ」と言う。

 

利一郎は、話が違う、打つだけなら自分にも覚えがあるので、と惣右助には辞退するように促した。しかし、その言葉に惣右助は「その腕前拝ませてくれよ。文句ねぇだろ。勝ったほうが朱音の師匠だ」と碁盤を持ってくるように言いつける。

この人が師匠なんてイヤだ、と朱音が小声で言うと、利一郎は「ご心配なく。そんなことにはさせませんから」とすでに闘志をみなぎらせていた。

 

惣右助と利一郎が囲碁を始めると、花魁に会いにきたはずの客たちが、その場に集まってくる。

花魁たちも、部屋にも上がらず見ているのが碁盤とはどうしたことか…と怪訝そうに見ている。

しかし、見世の者によれば、どうやら惣右助は碁の腕前でも有名で、無理もない、と言う。勝負は惣右助のほうが優勢に見えつつも、利一郎も攻める手をやめる様子がない。

その二人の姿に、他の客が「双方とも周囲の声など耳に入っておらんようだな。いったい何を賭けた勝負なのやら…」と不思議そうにする。

そうなのだ“勝ったほうが朱音の師匠”という賭けなのだが、利一郎はともかく、なぜ惣右助はこれほどにもムキになっているのだろうか。

観衆の前で負けられないからだろうか?…否、惣右助の目には周囲のことなど目に入っている様子はない。だとすれば、自分の師匠になりたいから、師匠になって自分ともっと会う機会を増やしたいから?それだけのことで惣右助は、こんなにも真剣な表情をしているのだろうか---?

それを思うと、朱音は惣右助を警戒する一方で、惣右助が自分をどう思っているのか、矛盾する態度の裏にある自分への想いが知りたくなってくる。

 

結果、涼しげな表情の利一郎が6目差で負け、一方、苦虫をかみつぶしたような表情の惣右助が勝ち、となった。10目差で勝つまで師匠面なんてできない、もうひと勝負だ!と惣右助は声を荒げるが、仕事があるから、と利一郎には逃げられてしまう。

そこへ、惣右助を呼びに来る者が。表に坂本という武家が来ているが、惣右助と話をしたいと言っている、こちらに通そうか?と問われるものの、惣右助はそれを遮って、自らが見世の外へと出た。

 

見世の外には坂本と呼ばれた侍。

惣右助は碁に負けた悔しそうな表情から一転、飄々とした佇まいで坂本の前に進み出て「ご用件ならここで伺いましょう」と、気まずそうな表情を浮かべる坂本を促した。

坂本が、渋々「かねてより頼みおる件じゃ」と話しはじめると、惣右助は新たな借金なら断ったはずですが、と遮る。

どうやら坂本は近江屋に借金を申し入れにきたらしい。

坂本は惣右助の声の大きさに焦るが、先立つものがなければ出世も難しいのだ、と言い訳を始めた。幸い、近々出世の予定があるから、近江屋への返済金も増やせるようになる、だから今は少し用立ててほしい、ということのようだ。

惣右助は「それはようございました」と笑顔のまま相対するが「が、何度目ですか、そのような話は。一向にお役が巡って来ぬようですが」と丁寧な言葉で坂本を追いつめ出す。

すると坂本は激高し、聞き入れられないのであれば今後は近江屋とは取り引きをしない、と言い出した。

その言葉に、どうぞご自由にと返す惣右助。他の金貸しに乗り換えるのであれば、近江屋への借金をすべて返してもらうことになる。出世が決まっているのであれば、簡単なことでしょう。今までありがとうございました、と、金貸しを変えると言われても、どこ吹く風。そこまで言われて、坂本は、そこまでは言っていない、自分が悪かった、と謝った。惣右助は冷たい視線を送る。すると、坂本はその視線に何かを感じ取ったのか、金貸しである惣右助に頭を下げたのだった。

 

その様子を見ていた町の人間たちは、また近江屋の若旦那があのように侍に頭を下げさせて、痛快じゃなぁ、武家嫌いの近江屋惣右助、と口々に言う。

 

その光景を目の前で見ていた朱音は“武家嫌い”という言葉に、驚きを隠せないでいた。侍を座敷に上げるでもなく、わざわざ往来のある場所で侍に辱めを受けさせたのだ。

坂本をあしらった惣右助が朱音の前に戻ってくる。自分が武家の出であることはとっくに気づいていますよね…?と、朱音は惣右助に尋ねた。表情を変えないまま「…あぁ」と惣右助に肯定されると、朱音は、惣右助を置いて部屋へと足早に戻るのだった---。

 

朱音の前には、明日に迫った新造出しの衣。惣右助が資金を援助してくれて誂えたもの。悔しい、と涙がこぼれる。

惣右助は武家の娘だった自分を貶めたいのだ。自分に大金を費やすのも、金の力で屈服させ、その姿を見て楽しみたいのだ…。それを知ってしまった今となっては、自分に優しい気持ちを寄せているのでは、と思ってしまった自分が恥ずかしかった。惣右助のお金で用意した衣に身を包むしかないなんて…。

 

そして“笑っていよう”朱音は思う。惣右助を楽しませてなるものか、いちばんいい笑顔で惣右助の期待を裏切ってやる、と心に誓うのだった。

 

そして、朱音が心を切り替えてその衣の前を離れると、何者かが部屋に現れ、朱音のその衣に手をのばし---?

 

桜小路かのこ作「青楼オペラ」第4話を実際に読んでみました。

惣右助の見えない心の振り回される朱音。自分の囲碁の師匠をしたい、と言い出したかと思えば、公衆の面前で侍をあしらう。自分のことを想ってくれているのか、武家の娘である自分を貶めたいのか。朱音の心があっちこっちに揺れているのがわかります。

まぁまだ4話ですから、そう簡単な話ではないと想いますが…。惣右助にも何か考えあってのことでしょう…と朱音に言ってあげたくなりますね。

それにしても、前半は朱音の出番はあまりありませんでした。3話に引き続き、利一郎と惣右助のイケメン対決。この時代だと囲碁対決、となりますが、今の時代ならオンラインゲーム対決、といったところでしょうか。

さぁ、朱音の新造出しがやってきます。しかし…なにやら忍び寄る魔の手!後半の展開にも期待大。

 

2017年7月現在、本作は第6巻が発売されたばかり!惣右助と朱音、そして曙楼での展開から目が離せません!

 

管理人おすすめサイトはこちら

→ コミックシーモア

→ イーブックジャパン

「青楼オペラ」で検索してね!!

 

-ebook japan, TL漫画, おすすめサイト, コミックシーモア, 青楼オペラ

Copyright© おすすめ電子コミック漫画まとめナビ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.